検査方法

眼底検査

眼底カメラや眼底鏡という器具を用いて、眼底部(網膜・視神経等)の健康状態を見る為の検査方法です。

眼底検査をする事で、網膜の病気や視神経の病気である緑内障などを確認することが可能です。

更に、動脈硬化の進み具合等も見ることが可能であり、脳内の血管状態を推測することにも役立つ検査でもあります。

眼底検査を行うためには、瞳孔を開かせる為の目薬「散瞳薬」を投与して行います。

その為、目薬の影響で半日程度は光の調節が難しくなり運転等が正常にできなくなるので、眼底検査を行う際は、車を自分で運転してくるような事はすべきでありません。

眼底検査終了後、6時間以上は回復時間を設け、正常視力に戻っている事を確認してから運転するようにしましょう。

眼底検査には、直像検査法と倒像検査法があります。直像検査法は、同校に光を入れて検眼鏡で眼底を検査する方法ですが、網膜の中心部しか観察することができません。

一方、倒像検査法の場合には、網膜全体を見ることが可能でも拡大の倍率が限られています。

蛍光(眼底)造影検査

腕の血管(静脈)から造影剤を注入し眼底の血管や網膜を調べる為に用いられる検査方法です。

加齢黄斑変性症や糖尿病網膜症など、網膜に関わる病気に用いられます。

検査に用いられる造影剤には、フルオレセインやインドシアングリーンがあります。

これらを血管に注入した状態で、特殊なフィルタを通して光を当てると、蛍光に発するという性質を用いて検査が行われます。

腕の静脈に注入すると、造影剤が心臓を経由して眼底血管へ流れていく様子を眼底カメラを用いて撮影します。検査時間は十分程度で、その間に、眼底写真を30枚程撮影します。

通常の眼底検査では確認困難な状況も見ることができ、病気の疑いが無いのかを把握することが可能です。

蛍光(眼底)造影検査を行う場合も眼底検査を行う時と同様に、散瞳薬を用いて瞳孔が開いた状態にします。

薬の効果が消える5~6時間は、自動車の運転などは避けましょう。

検査の1時間前程度までは、普段と変わらない食生活を行っていても問題ありませんが、暴飲暴食は避けた方が良いと思います。

また、検査終了後には、造影剤が体内のあらゆる場所を巡る為、1~2日程度は、体が黄色くなるようです。

人体には影響有りません。より早く造影剤を体内に出す為には、普段よりも多めに水分を補給する事により利尿を促して排出を早める事が可能です。