夜盲症

視細胞が正常に働かなくなる暗順応障害

目は、光の明暗に合わせて働く細胞が異なります。明るい所では錐体細胞が働き、暗がりの中では桿体細胞が働きます。

網膜にあるこれらの細胞によってものを正常に見ることが出来ます。

夜盲症になると、桿体細胞が正常に機能しなくなり暗がりでものを見るのが困難になります。

暗順応が遅くなっていくのです。日が落ち始める夕暮れ頃から、視界が効きにくくなる為、”暗順応障害”と呼ばれます。

夜盲症の原因の一つに網膜色素変性症が有りますが、この場合、およそ5割は、遺伝によるものだと考えられます。

遺伝が関わっている事から、先天性夜盲症に該当します。

また、夜盲症は、網膜のビタミンA不足が関係しているとも言われます。こうした後天的な状態による夜盲症なので、後天性夜盲症と呼ばれます。

ビタミンA不足と夜盲症の繋がりは、桿体細胞の働きにかかわっているロドプシンを生産するのにビタミンAが必要だからだそうです。

ですが、そうは言っても、それは、戦後のように食糧が無く栄養不足だった時代の話も含んでいて現代人がビタミンA不足になっているかは微妙なところ。

それでも、夜盲症改善に何等かの有効性はあるので、適度に摂取する事も必要かもしれません。